寿司職人養成学校に通うこと1年。にわか仕込みの技術で海外移住に挑戦中!

オーストラリア永住権の道

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オーダーメイドギター完成

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フィリピン生活2日目にしてギターを購入したアホなよしぺぺ。

いい買い物ができたと喜んでいたのも束の間、オーダーメイドで作ってくれるギターショップが島の中にあることを知る。(前記事参照)

オーストラリアからフィリピンに来たら物価の差でテンション上がるよっていう話からのマクタン島練り歩き

パース→シンガポール→マニラと乗り継ぎセブに向かいます。 マニラで時間に余裕があったため、ポケットWifiを購入しました。日本円にして、本体が3000円、定額プランが一カ月3GBで1000円ぐらいでし ...

(どうしよう。このままだと留学先で無駄にギター2本持ち..でもオーダーメイドは時間がかかるから、オーストラリアに帰った頃に送ってもらえばいいか!もしセブにいる間にできたら一本目は誰かにあげよう!)

そう決まれば早速ゲストハウスのオーナーさんにお願いし、翌日連れていってもらうことに。

最初に向かったのはギター通り中央にある 'Alegre Guitar Factory'

建物の外では製作の様子を見学することができます。

ギターファクトリーというよりは作業風景が見れるギターショップという感じ。

こちら建物内です。写真には写っていませんが、アコースティックギター以外にもエレアコ、ウクレレ、マンドリンが販売されていました。

全て手作りなのにお値段は2,000ペソ(4,000円)から!👀

高級モデルでも全て10万円以下だったと思います。

ただ、、僕は昨日別の店で一本買ってしまってるんですよね。そのギターと比べて格段に何か違うかと言われると、う~ん💦

なので、再びバイクにまたがり今回のメインどころへ向かいます。

やってきたのが

こちら

島の雰囲気に溶け込んでいて知る人ぞ知るという感じ。まさに僕の求めていた雰囲気です!

後々調べてわかったんですが、1919年創業とのことで、なんと今年で100周年🎉

100年てすごいですよ。今年(2019年)でいうと

テイラー45年、ヤマハ53周年、オベーション54周年、モーリス58周年、タカミネ60周年、フェンダー73周年、ヤイリ84周年

こんな有名どころがまだ100年いってません。

マーチンだけはぶっちぎりで186年ですけどw

8畳ほどの部屋の壁には、定番のクラシック、フォーク以外にもジャズで使われるアーチトップギターまで並べられています。ウクレレもお土産にできそうなエントリーレベルのものから、本格的なハワイアンコアのものまで。

しかし一番の魅力は、手作業ならではの芸術性にあると思います。

インレイをふんだんに使ったゴージャスなもの、ユニークなデザインのウクレレ、日本では馴染みのない軽くボディをえぐっただけのカッタウェイ(なんて呼ぶのか忘れました)

裏がパイナップルのウクレレ。こんなに手が込んでるのに8,000ペソ。安すぎです(゚Д゚;)

展示品の中だけでも、いいなと思う商品はいくつもありました。

でも僕がここに来た一番の目的はオーダーメイドです!物価の安さに便乗して渾身の一本を作ってやろうと✨

まず、

「ブラジリアン・ローズウッド(通称:ハカランダ)と、アディロンダック・スプルースは取り扱ってますか?」

と尋ねました。

・ハカランダ:ギターのボディ材としては最高峰。独特の深みがあります。ただ希少性が高く入手困難。というか現在はワシントン条約で規制されているのでほぼ無理です。

・アディロンダック・スプルース:その硬さ、軽さから鳴りの良さが特徴の高級トップ材。こちらも希少種です。

要するにロトの剣とロトの鎧です。

アルテマウェポンとエクスカリバーです。

大トロとウニです。

「アディロンは大丈夫だけど、ハカランダは問い合わせしてみないとわからないね。また連絡するよ」

そんな感じで初日は終わったんですが、学校が始まり一週間ぐらいした頃「入荷できるよ~」とのメールが!

ハカランダのギターなんて日本で買えば確実に100万以上します。貧乏寿司職人の僕には一生縁のないギターと思っていましたが、まさか、マクタン島という裏技を通して買えてしまうなんて。

週末、デザインしたギターの絵を持って再び店を訪れました。

ネットの注文画面を見ながら、どのランクのハカランダにするか決めます。いい木になればなるほど、この木材の特徴である暗褐色が濃くなっていきます。予算と折り合いをつけて、牛でいうところのA4ランクぐらいの木に決定🐄

見積もりの結果です。

ハカランダ・・・6万円

アディロンダック・・・4万円

その他木材、パーツおよび加工費・・・10万円

合計20万円

いや、だから安すぎるって!😂

木材だけで音色が決まるわけではないにしろ、この組み合わせだとどうあがいてもウン百万します。それが物価の安いフィリピンマジックにより驚愕の20万円。

ここから、製作の進捗状況をチェックするため毎週店に通うようになります🏍💨

(上がブラジルが来たハカランダ君。下がシカゴから来たアディロンダック・スプルースさん)

そんな様子を見た語学学校の友達からも、ギターやウクレレを買いたいから連れてってと頼まれるようになり、斡旋業者のように何度も何度も訪問。いつしかマクタン島の案内もできるようになっていましたw

留学終わりかけの頃に購入したウクレレ。

落花生のようなスリムな形をしているため、スーツケースに簡単に収まります。なのにピックアップ搭載とか天才すぎる!

マンゴーの廃材でできているらしく、これまたお値段は日本と比べて10分の1程度。

今もたまに弾きますが、安いウクレレにありがちなペグの緩みはないし、マンゴーならではの温かい音がすごく気に入ってます。お土産にも超おすすめ◎

さて、ギターの話に戻りますが、オーダーから完成まで半年かかりました。

通常は3カ月でできるみたいなんですが、木材を輸入したりデザインの注文が多かったりしたので仕方ないです。

留学も終わってメルボルンの生活に馴染んできた頃、ついに届きました!

完璧です。

メールでのすり合わせは何度か行いましたが、本当にデザイン通りに仕上げてくれました👏

ーヘッドにはグレーベンギターをモチーフにしたホワイトレディ

ーピックガードは出身の大阪府の形

ーネックはねじれ予防のために3種類の木材を組み合わせ

ー右肘が当たる部分にはコンター加工

僕にとっては初めてのドレッドノード型なんですが、まず音量が違います。押尾コータローさんのアップテンポな曲を弾くときなんかはぴったりです。

それと、タテヨコのレンジがとても広く、ギターとしての可能性を感じます。その分自分の腕を磨かないと弾きこなせないので練習あるのみですが。

何はともあれ、オリジナリティを集約したギター大成功です。一生の付き合いになること間違いなし!

今は敬愛する新岡大先生のSKYSONIC PRO-1をインストールし、ライブ使用に仕上がっています。また時間ができたら動画アップしていきますね。

さて、今回ご紹介しましたFelangeri Guitar Handcrafterへの行き方を載せておきます。(マクタン島へ行く人限定ですが😅)

まずはギター通りの目印の看板までタクシーで行って下さい。

ここからギター通りが始まるのですが、あいにく車での乗り入れはできません。

ですので、写真の奥にも写っていますが、近くを徘徊している原付タクシーを拾って行き先を告げて下さい。この原付タクシーは基本的に地元の方が使うので安いです。1kmぐらい走って10ペソ(21円)とか。

ちなみにセブ市街からなら、バイクタクシーを拾って直行してもらうのが手っ取り早いです。片道200ペソもあれば十分ですのでそれ以上なら値切ってください✊笑

以上になります。

途中からフィリピン留学の話に展開していこうと思っていたんですが、ズブズブとコアな話へと進んでしまいました😅

難しい言葉もあり読みにくかったと思いますが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

次回はセブの語学学校について書いていきます。

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