メルボルン近郊の山といえば、東のダンデノン丘陵、西のグランピアンズ国立公園。
ダンデノンはシティから40㎞ほどで電車でもアクセスできますが、グランピアンズは北西300kmと遠方にあるので、ある程度計画を立てて臨む必要があります。
しかしオーストラリアらしい大自然を味わいたいならここだけは外せません。
もののけ姫の舞台にもなったと言われるグランピアンズ国立公園🌲オススメのアクセス方法とルートをご紹介します。
もくじ
メルボルン市内からのアクセス方法
シティから車で3.5~4時間です。日帰りの場合は現地でコースを回る時間も考えて、早朝出発を強くオススメします。
さて、どうやって行くか..
大勢いるときはやっぱり車で行くのが楽しいですよね。僕たちもレンタカーで行きました。
ただ、グレートオーシャンロードやフィリップアイランドと同じく、ツアーでたまに一人$35とか超破格なのがあります。
途中でカルチャセンターやゴールドラッシュで栄えた街に寄ってくれたりするのでコスパは凄くいいと思います。
高速道路は無料です。北西に向かってひたすら走るのみ。
ただし注意点が2つあります。
・高速道路の途中、休憩所が一か所しかないのでトイレは出発前に済ませておくべし。
・到着寸前になると周りが大自然すぎて全キャリア電波が繋がりません(泣)そんなところに標識無しのT字路が現れます。。
進むべきは右です。迷うのはここだけだと思いますが、不安な方は事前にオフラインマップをダウンロードしておいて下さい。
到着後はインフォメーションで地図をもらおう
ナビ最終地点はHalls Gap(ホールズギャップ)という小さな村。ここを起点にグランピアンズのポイント巡りをします。
アイスクリーム屋、パン屋、雑貨屋なんかがありますので一旦ここでお昼休憩にするのもいいです。
が!!
原っぱはカンガルーのフンだらけなのでレジャーシートは広げない方がいいかと😂
出発前はインフォメーションに寄って国立公園のマップをもらいましょう。どういう順路で回ったらいいかも教えてくれます。
あと売店はこの先ありませんので飲み物調達もこちらでどうぞ。
定番の3つのコース
グランピアンズ国立公園は16万7,000ヘクタールと、東京都とほぼ同じ面積です。
そのため展望台やハイキングルートは無数にあるのですが、今回は初めて行く人におすすめの主要3ポイントをご紹介します。
Boroka Lookout(ボロカ展望台)
広大なユーカリ原生林の中にあるベルフィールド湖が特徴の展望台です。
柵がない場所で写真撮影するのが定番化していますが、何があっても自己責任であることをお忘れなく!
夜通し最寄りの駐車場が開放されており、星空観察には最高のポイントです⭐
The Balconies(ザ・バルコニー)
もののけ姫のモロの棲み処のモデルになった場所と言われていますが、毎年滑落事故が起きているようで、現在は手前に柵ができてしまっています。
しかし柵の場所からでも十分このバルコニーは撮影できますし、眼下を埋め尽くすユーカリ原生林はシドニーのブルーマウンテンズに匹敵する絶景です。
道中奇岩が集まった場所もあります。
奇岩+ユーカリ原生林+湖はオーストラリアならではの景観ですね。
MacKenzie Falls(マッケンジー滝)
ビクトリア州最大の滝です。
駐車場から公園を突っ切り、高低差110mの階段を下りていきます。
滝壺全体にマイナスイオンが溢れているのか心地良いです。
右側から不安定な足場をヨイショヨイショと跨いで滝に触りに行く大人たち。
日本だったら子供がしそうなことですが、こっちはむしろ大人の方が興味津々だったりしますw
滝壺上の公園でサッカーしてるときも…ほら、キッズたちの方がおとなしいでしょ(笑)
まとめ
今回は主要3か所について紹介しましたが、他にもボルダリングできる場所や水遊びできるコースもあります。
日帰りでも十分楽しめますが、時間的に3か所ほどしか回れない上、やはり往復の移動で疲れてしまうので、できればキャンプサイトやコテージを利用してゆっくり星空観察や大自然を満喫するのがお勧めです🍂