テレビによく出ている学校なので聞いたことがある方も多いと思います🍣
寿司業界の若手育成を目指して2002年に開校した寿司職人養成学校ですが、近年の和食ブームから寿司の技術を身につけて海外に挑戦したいという若者が増え、一気に知名度が上がりました。
授業内容は、包丁の研ぎ方、すしの握り方講座から始まり、、
三枚おろし、二枚おろし、刺身・寿司の切り付け
天ぷら、焼き物、煮物、蒸し物
寿司屋の玉子焼き練習
などなど(´∀`)
座学ではコスト計算や店舗の立ち上げ方、寿司の歴史なども学びました。
築地市場見学、奥多摩の酒蔵・わさび谷見学なんかもあり、遠足みたいで楽しかったんですが、やはり一番記憶に残るのが
「先生が働いてるヒルトンホテル内の寿司屋に食べに行こうツアー👏✨°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」
です笑
自分が今まで高級寿司屋に行ってなさすぎなだけかもしれませんが
・ネタの重みでシャリが沈む
・海苔パリパリ
・シャリとネタが一緒にとろける
・サービスのタイミングも先生のオヤジギャグも完璧
寿司とはこういうものか!と新境地に至った気分でした。
このときは寿司職人という道を選んで良かったなとつくづく思いました。将来は自分もこんな至福の空間を提供したいと。
授業はざっとこんな感じです。
先生方、寿司職人だから厳しいかと思いきや、学校だからなのかすこぶる優しく、年間通して鉄拳が飛んでくることはありませんでした笑
放課後や休日は、直営店でアルバイトして学んだことを実践することができます。
伝統的スタイルで、料理も凝ったものが多い新宿の「誠寿司」
食べ放題でスピード勝負の「神楽坂すしアカデミー」
ちなみにバイトにはスケボーで行ってました。買い出しに行くときも割烹着でスケボー。
海外行ったらみんなスケボーやってるだろうという安直な考えのもと、寿司と一緒に練習してたんです。
しかし実際、メルボルンではそこまで流行ってませんでした(笑)シティは坂だらけなので、やったらすぐ事故ると思います。神楽坂でそうであったように(゚Д゚;)
こんな感じで一年修行し、海外に出る準備を整えました。同期の半分ぐらいはこの段階ではまだ海外に出ず、もう少し日本で修行してからというパターンでしたが、僕は30歳という年齢もあり、まずは出てみることにしました。
今になって思うのですが、海外に長く住むつもりであれば、やはり早めに来るのが正解かなと思います。
一番の理由は、それが永住権への近道になること。永住権の取り方を含むビザ情報は複雑すぎる上に頻繁に更新されるので、来ないとわからないことが山ほどあります。それに永住権申請時の年齢も若い方が有利です。
また、来る前は高級寿司屋で働こうと意気込んでいても、回転寿司チェーンの方がビジネスビザを取りやすいという現実もあります。両者では仕事の仕方が全然違うので、せっかく日本で磨いた技術が使えないということも往々にして起こります。
僕と同じような道を検討中の方がいらっしゃいましたら、参考にして頂けると嬉しいです!質問も大歓迎ですので何かありましたらメッセージ欄にお願いします。